ヘルペスを治療しましょう
2018.06.15 この記事は約355秒で読めます。

性病感染クラミジアについての治療法

性病感染クラミジアは最も感染者が多いことで知られています。
特徴の1つに男女ともに自覚症状が乏しいことがあり、進行することで、男性では尿道炎や精巣上体炎、女性では子宮頸管炎と骨盤内炎症性疾患などの身体的影響を引き起こします。
また、性器だけでなく咽頭へも感染する場合もあります。

クラミジアの検査は病院であれば泌尿器科や婦人科、性病科が担当科になり、他にも保険所や郵送検査で受けることができます。
主な検査法にはEIA法(クラミジア抗体検査)や拡散増幅法(遺伝子検査)があり、陰性では「現在感染していない」、陽性では「感染の初期の可能性もしくは可能性が高い」との判断となります。

クラミジアの治療法では経口服用と点滴投与の2つが用いられています。
一般的には男女ともに抗生物質の服用が行われており、代表的な薬剤としてはジスロマックとクラビットがあります。

ジスロマックはマクラロイド系の抗生物質の1つに該当し、特にクラミジア菌の感受性が高いとされています。
治療は500mg品であれば、通常、成人の場合には1日1回1錠を服用することで行い、250mg品では2錠500mgの分量で使用します。
小児の場合には1日1回10mgから使用しますが、この場合、体重や症状に合わせて分量が増減します。
ジスロマックによる治療は、基本的には1回の服用で済みます。
一方、副作用のリスクを避けるために3日に分けて飲む方法が用いられることがあり、この場合、効果の有無に関わらず最後まで服用することが必須になります。

クラビットはニューキノロン系抗生物質の1つで、過去においてはクラミジア治療の代表的な薬として処方されています。
ニューキノロン系の中では最も多く処方されており、治療における分量はジスロマックと同量になります。
特徴として複数回投与型の治療薬になっていることがあり、7日間の服用が定められています。

クラミジアの治療で大事なことは用法・容量を守ることであり、パートナーと共に行うことで再発を防ぐことができます。
また、治癒に関しての自己判断は避け、投薬開始2~3週間後に医療機関で確認を受ける必要があります。

クラミジアは男性より女性の方が身体的影響が大きい

クラミジアは男性の場合軽微な症状で済むことも多く、身体的影響は比較的軽微と評価することが出来ます。
男性に比較すると女性には症状が出やすい傾向が見られるものの、それでも無症状のまま、感染の事実を認識することなく生活を継続することは十分想定されるのです。
クラミジアの怖いところは、感染者が多く感染リスクが高いだけにあるわけではなく、逆説的ですが無症状のまま経過することが多い点にあります。

クラミジアは感染後しばらくの間は、外陰部や膣周辺に感染範囲は止まっています。
しかしさらに増殖し感染範囲が拡大すると膀胱などの尿路に感染範囲を広げ膀胱炎などのリスクが高まっていきます。
さらに感染が腹腔内にも及べば腹膜炎を併発し、重篤な事態に陥る可能性も否定出来ません。

クラミジアのリスクは、必ずしも生命に関わるという側面で顕在化するわけでもありません。
特に女性の身体的影響で懸念されているのは、クラミジア感染を放置すると将来の不妊症の原因になりうる可能性が高い点にあるのです。
クラミジアは性器内での増殖を続けると、やがて子宮頚管に侵入し、子宮内部に向かって侵入を開始します。

ところで、卵巣から卵子を運ぶために卵管が伸びており、子宮とつながっています。
卵管は卵子が通過できるだけに開通していなければなりません。
ところが子宮に侵入したクラミジアが卵管にまでたどり着き炎症を起こすと卵管炎を発症するのです。
炎症の結果、卵管が狭くなり(狭窄)卵子が子宮体部にたどり着くことが出来ません。
その結果不妊症を発症してしまうわけです。

クラミジアは治療法が確立されていて、ジスロマックやクラビットを用法通りに服用すれば治癒することの出来る病気です。
早期に治療すれば卵管炎などの合併症や不妊のリスクを防ぐことが出来ます。
性器に異変を感じたら、決して軽視せず治療に取り組むことが大事です。